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pseudo-philosophe’s diary

他人の目があると思わないとうまく文章書けないので公開設定にはしてますが、目と頭の毒になるかもしれないのでふらっと立ち寄ってしまってもささっとお帰りになった方がよいかもしれません

酒とダーツと桑田佳祐

前回のブログのタイトルに『結物語』という単語を入れたからだろうが、アクセス数が恐ろしい右肩上がりになっていた。夥しいと言ってもいいくらいの上昇率だった。普通だったら、「自分なんかのブログがこんなにたくさんの人に読んでもらえてうれしい!」となるところだったろうが、僕にはただただ恐ろしかったことは言うまでもない。僕のような人間には対応の仕方が分からないこの現象もここ数日でようやく沈静化されてきたので、久しぶりにこのページに来てキーボードを叩いているというわけである。

 

このページに来たのは久しぶりだが、今日はそれ以上に久しぶりにアルコールを摂取している。去年のゴールデンウィークに高校時代の友人が2人遊びに来てくれたのだが、そのうちの一人が酒類の卸売りだかなんだかの職に就いたので、当のゴールデンウィークの一週間ほど前に下戸な僕では一人で飲みきれないほどの量のお酒を送ってきてくれたのである。あと数か月で送ってきてもらって一年になってしまうのが申し訳なくなっていたところだったので、チャミスルという韓国のお酒を飲んでいる。お酒が好きな人なら知っているものなのだろうか。僕は今日いざ消化してしまおうとラベルを見るまで名前すら知らなかった。

 

それにしても、もともとお酒には弱い体質なのに半年以上アルコールを摂取していなかったからか、二口程度でもう体が熱い。度数は18%だった。僕にとっては十分に強い。緑茶割りにしたらおいしそうだったのでやってみた。幾分飲みやすくなった。それでももう瞼が重い。お酒を飲むとすぐに頭が痛くなるか眠くなるか口が緩くなるか、ようするにすぐに酔っぱらってしまうのだが、なぜ今このタイミングで飲み始めたのだろう。よく分からない。相変わらずダーツしているとき以外はナマケモノのごとくちんたらぐうたらしている。

 

決算期前で派遣を呼びたくないのかどうかは分からないが、以前はよく働いていた職場からの求人が1月と2月の間は一切ない。肉体労働を余儀なくされる仕事やコミュニケーション能力が要求される仕事を除外すると必然的に日雇いバイトなど種類は限りなく限られてしまうから、僕にできそうな仕事がない2か月間である。仕事がなければ金がないのも必然なので、2月は7日に一度投げに行ったきりである。元も子もない言い方をすれば、金がなければ投げるなという話なのだが、その日は月に一度の席料半額の日(僕はダーツバーに通えるような人間性をしていないのでダーツもできるインターネットカフェによく行っている)だったので、「24時間滞在しても2000円かからなかったのだ!」とよく分からない自己弁護でごまかしている。まあ、誤魔化すことができているうちは健康なのではないかと思っている。

 

ダーツの話をすると、前回でようやく自分に合ったスタンス(立ち方)を見つけられた気がしている。グリップ(ダーツの持ち方)に関してはいろいろ試した結果、「あまりこだわらない方がいい」というネットの情報を鵜呑みにしていた。「こだわらない」を「とりあえず手に取ったときの持ち方で投げる」程度に考えていたので、やはりブルに入るときは気持ちよくはいるのだが入らないときは本当に入らなかった。いい加減「こだわらない」の仕方が悪いんじゃないかと思えてきたので、とりあえず抑えなければならない自分なりのポイントは抑えるようにしながら、自分なりに持ちやすい持ち方を探るようにしてみた。ダーツが指から離れるときに妙な回転が掛かってしまうのが嫌だったので、バレルに触れる面積をできるだけ少なくしていたけれど、考え方を変えてからは逆にしっかり握り込む形になった。一口にグリップに対して神経質にならないと言っても切り口は一つではないのだなと感じた。

 

カウントアップの成績を始めとして、01ゲームやクリケットのそれも徐々に上がってきているので今は毎日でも投げたい気分なのだが、金銭的にそうはいかないのが悲しい。先のことばかり考えて身動き取れなくなるのが常だが、ことダーツに関しては周囲に比較対象になる人間がそう多くいないこともあってか、飽きずに続けることができているが、そのうち何かにつけて理由を付けて劣等感を抱いてこの趣味も手放してしまうのだろうなと思うと、なお悲しい。

 

話は変わるが、今僕はサザンオールスターズの「世に万葉の花が咲くなり」を聞きながら記事を書いている。「君だけに夢をもう一度」が聞きたくてかけ始めたのだが、やはり「慕情」は言い曲だなと思う。何度聞いてもいい曲で、何度聞いてもさらによいと思える曲だ。サザンオールスターズの楽曲は今挙げた「慕情」のようなバラードもあればわざわざ名前を出すまでもなくいやらしいことで有名な曲もある。僕はアルバムを中心にして聞いているだけなのであまり詳しくはないが、彼らの大ヒット曲である「TSUNAMI」がリリースされる前年などは桑田佳祐の(エンターテイナーではなく)アーティストとしての持ち味が表現された楽曲が多かったようである。

 

また、ソロとしての活動では桑田佳祐のエンターテイナーとして、そしてアーティストとしての二面性が遺憾なく発揮されていると個人的に思っている。昨年発表された「君への手紙」のような万人受けする歌詞とメロディーも生み出せるし、最近再び僕の中でのヒットソングになっている「東京ジプシー・ローズ」などは時代を感じるロック・ソングである。尖っている。素直にかっこいい。年々歌もの曲が増えていっている彼だが、昔の作品を聞いているとやはり彼の中にある多面的な魅力に引き込まれる。ポップからバラード、さらにはプログレッシブ・ロック(とまでは言えないが)っぽさがほのかに醸し出されたロックまでなど、こうした引き出しが多いからこそ桑田佳祐サザンオールスターズとしての活動も個人名義としての活動も成功を収めているのではないかと思う。まあ、日本人がプログレやってもどうしても演歌っぽくなってしまうと感じる人は多いと思うし僕もその一人なので、最近の桑田佳祐のスタイルももちろん魅力的だ。

 

それにしてもチャミスルというこのお酒、僕にはやはり到底飲みきれない代物だったので(「どんだけ酒弱いんだよ…」と自分でツッコミを入れたくなる)、送ってくれた友人には悪いが半分くらい飲んで残りはシンクに流した。よく頑張った方だが、それでも情けないなあと思ってしまう。ほろ酔い程度で終わらせないと「頭痛い」と声に出てしまうほど頭が痛くなってしまうのだから仕方ない。引き際が肝心である。